2007年11月25日

グフ重装型改(MS-07C-4)

グフの固定武装強化版として量産されたC-3型はおおむね好評であった。しかし一方で地上用MSの宿命ともいえる移動能力の問題は未だ深刻であった。ザクに代わる地上用主力MSとして開発されたグフシリーズは背部ランドセルだけでなく脚部にも推進機を装備して機動性を向上させていたが、より一層の機動性向上を目指してグフに改修が施された。

ベースにはC-3型が使用され、脚部の推進機をそれまでの化学燃料ロケットから熱核ロケットに変更した。熱核ロケットそのものは以前から開発されていたが、MSクラスの機体に搭載するほどの小型化には多くの技術的困難が伴い、開発は難航していた。しかし最新のミノフスキー物理学を応用することで漸く試作機が完成し、早速開発中だったこのC-4型に搭載されたのである。しかし熱核ロケットエンジンそのものは順調に稼動したものの、グフ本体のジェネレーターの出力不足から十分な性能を引き出すことはできなかった。結局C-4型は失敗に終わったが、後にMS-07HによるMSの単体飛行が計画された際に、ここで得られたデータが参考にされている。

武装
5連装75mmマシンガン

関連モビルスーツ
グフ重装型(MS-07C-3) グフ飛行試験型(MS-07H)

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2007年11月24日

グフ重装型(MS-07C-3)

前線では評判の悪かったグフの左腕部固定武装の5連装75mmマシンガンであるが、その悪評の中心は弾薬携行量の少なさであった。実際火器としては十分な火力、破壊力を持っており、使い方によっては有効な武装と言えたし、マニュピレーターの自由度が落ちるとはいっても戦闘に重大な影響を与えるほどのものではなかった。しかし10数秒の連射で弾切れになるのではその威力も活かしきれず、接近戦で隠し武器として使用するなどゲリラ的な運用しかされていなかった。

このC-3型はその欠点を補うべく改修された機種で、まず両腕にマシンガンを装備したC-1型をベースに内蔵式だったマガジンを外装式に改め、そのマガジンも大型で弾薬携行量の多いものを用意した。更に予備マガジン2基を左右腰部スカートに装着可能で、これによって弾薬携行量の問題はほぼ解決された。また頭部にはC-2型でテストされた強化型通信アンテナが装備されている。

こうした完成したC-3型はマニュピレーターの自由度が低いため他の武装は装備しにくいものの、その強力な固定武装でそれを補い、テストでも良好な結果を示した。そのため一時はそれまでのグフに代わる地上用主力MSとしての期待がかけられたが、結局は少数生産に終わっている。

これにはC-3型からほどなくドムの試作機が完成したことと、両腕のマニュピレーターをマシンガンにしたことで汎用性が低下した点が考慮されたことが原因として挙げられるだろう。量産されたC-3型はグフ重装型として、主に指揮官用及び大隊司令部、師団本部付けの直轄部隊用として配備された。

武装
5連装75mmマシンガン

関連モビルスーツ
グフ重装試作型(MS-07C-1) グフC-2型(MS-07C-2)

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2007年11月23日

グフC-2型(MS-07C-2)

MS-07グフの地上用MSとしての新たな可能性を模索したC型シリーズだが、このC-2型では通信能力の強化が行われている。MSが開発された宇宙空間とは違って、大気のある地上ではミノフスキー粒子の濃度が薄くても地形やその他の影響で極端に通信が困難となり、作戦行動に支障をきたすことがあった。

そのためMS-06Dディザートザクでは頭部に通信用アンテナを追加していたし、そのノウハウはグフシリーズでも活かされていた。しかしそれでも十分な通信能力が備わったとは言い難く、更なる強化がはかられたのである。まず頭頂部に大型の通信ユニットが設置され、後頭部に強化されたアンテナが装備されている。それ以外に目立った改修点は見られないが、ここで得られたノウハウは後に開発された地上用MSの設計に活かされていった。

武装
5連装フィンガーバルカン ヒートロッド ヒートサーベル

関連モビルスーツ
グフ標準装備型(MS-07B) ザク・デザートタイプ(MS-06D) グフ重装型(MS-07C-3)

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2007年11月16日

グフ重装試作型(MS-07C-1)

汎用性を追求した兵器としてその頂点と限界とを極めたMS-06ザクシリーズに代わって登場したグフは、局地戦用としての性格をより一層深めていくようになる。地上用主力MSとしてB型が量産されていった後も様々なマイナーチェンジが試されていった。このグフC-1型をはじめとするC型シリーズは地上用MSとしてのグフの可能性をより広範な方向で模索した結果である。

まずこのC-1型であるが、開発当初は画期的とされた左腕の固定武装、5連装75mmマシンガンを右腕にも装備させたものである。火力の充実を図ったものだがグフの実戦配備が進むにつれ、前線からこの固定武装に関する悪評が舞い込むようになり、開発は中断された。後にその反省を込めて弾薬携行量を増やしたC-3型を開発する際のベースとなっている。

武装
5連装75mmマシンガン

関連モビルスーツ
グフ標準装備型(MS-07B) グフ重装型(MS-07C-3)

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2007年11月09日

戦いとは、常に二手、三手先を読んで行うものだ。

デニム率いるサイド7偵察隊の作戦が失敗に終わり、失ったザクや弾薬の補給をドズルに要請したシャア。補給艦の到着を待たずして突撃隊員の招集をドレンに命令したシャアが放った台詞。

正確には、「戦いとは、常に二手、三手先を読んで行うものだ。スレンダーは脱出した。ということは、逆もまた可能ではないのかな」という台詞である。なるほど、一見無謀にも感じるがごもっともな意見である。戦術に長けた指揮官としての片鱗を感じさせる台詞ですね。

関連キャラクター
シャア・アズナブル ドレン スレンダー

その他、関連記事
赤い彗星
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2007年10月25日

宇宙世紀年表〜星一号作戦から一年戦争終結まで〜

U.C.0079
.12 .25   この頃、ジオン公国軍独立第300戦隊の新型MAの攻撃により、コンペイトウ駐留の連邦軍艦艇の被害が続出。MAを確認できなかったため、異常事故として処理される。
公国軍、コロニーを利用したソーラ・レイ・システムの使用準備完了。
  .29   「星一号作戦」発令。地球連邦軍第1連合艦隊、コンペイトウより発進。
  .30 .2020 第1連合艦隊「フェーベ」座上のレビル将軍、公国軍の公王専用艦グレート・デギンよりの通信を受ける。
    .2100 グレート・デギン、フェーベに接舷。
    .2105 ジオン公国軍ギレン・ザビ総帥、ソーラ・レイ作戦下令。
ジオン公国軍、ソーラ・レイを発射。
地球連邦軍、第1連合艦隊の30%以上を喪失するも戦闘を継続。
デギン公王、レビル将軍死亡。
  .31 .0000 地球連邦軍、レビル将軍を喪うも、「星一号作戦」強行を決定。
    .0500 地球連邦軍、残存艦隊の再編成終了。
    .0810 地球連邦軍、突撃艇を主力とする第1次攻撃隊をア・バオア・クー要塞に向け発進させる。
    .0840 地球連邦軍、MS隊発進。
    .0925 ア・バオア・クー司令室にて、ギレン・ザビ総帥戦死。
    .0940 ジオン公国軍大型空母、「ドロス」撃沈される。
地球連邦軍MS隊、ア・バオア・クー要塞に突入開始。
    .1010 ジオン公国軍のドロス級空母「ドロワ」撃沈。
    .1100
ころ
ジオン公国軍のデラーズ大佐、指揮下の艦隊を率いて戦線を離脱。
    .1205 ジオン公国軍機動宇宙軍司令官キシリア・ザビ少将、ア・バオア・クーから脱出直前に戦死。
    .1215 ア・バオア・クー要塞の電力供給、一部区画を除き停止。
    .1800 ジオン共和国臨時政府、サイド6を通じて連邦政府に終戦協定締結を申し入れる。
U.C.0080
.01 .01 .1500 サイド6の仲介により、月面のグラナダにおいて地球連邦政府とジオン共和国臨時政府ダルシア政権の間に終戦協定締結。これにより一年戦争終結。
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2007年10月23日

宇宙世紀年表〜宇宙艦隊打ち上げからソロモン攻略チェンバロ作戦まで〜

U.C.0079
.12 .02 .1900 地球連邦軍、4隻の囮艦をそれぞれ別軌道でジャブローから発進させる。
    .2100 地球連邦軍、第2連合艦隊ジャブローより発進。
  .03

05
  第13独立部隊に編入されたWB、地球周回軌道離脱後、公国軍のパトロール艦隊と交戦し撃破するも、損傷のためサイド6に向かう。
  .05   地球連邦軍の第2連合艦隊ルナツーに入港。
地球連邦軍、「アフリカ・北米掃討作戦」を開始。
ドズル・ザビ中将、WB隊撃破のためサイド6近傍宙域にコンスコン機動部隊を派遣
  .15   WB、サイド6近傍宙域で公国軍のコンスコン軌道部隊を殲滅。
  .17   サイド6、領宙内の公国船籍全艦艇に対する退去命令。以後、サイド6は連邦との安全保障条約締結へ。
  .20   地球連邦軍第3、第5、第9艦隊ルナツーから発進。
  .22   地球連邦軍第2連合艦隊、第2、第11、第13艦隊ルナツーから発進。
  .24 .1810 地球連邦軍第3艦隊、サイド4の残骸を楯にソロモン至近距離まで到達。パブリク突撃艇部隊が発進し、ビーム撹乱膜を展開。
    .1835 第3艦隊から、MS隊、戦闘機隊発進。
    .1850 地球連邦軍第2連合艦隊、サイド1の残骸を楯に、ソーラ・システムを展開。19時、ソロモン要塞の第6ゲート、ソーラ・システムの照射により融解。
    .1910 第2連合艦隊、MS隊を先発させつつソロモンに接近。
    .1930 公国軍、MS部隊と艦艇を呼び戻し水際作戦を企図する。
    .2020 地球連邦軍MS部隊、ソロモン要塞内に突入成功。
    .2025 公国軍、月面グラナダ基地よりソロモン支援の艦隊を発進させる。
    .2040 ソロモン総司令官ドズル・ザビ中将、ソロモン要塞の放棄を下令。
    .2055 地球連邦軍作戦司令官ティアンム中将戦死。
    .2115 公国軍宇宙攻撃軍司令官ドズル・ザビ中将戦死。
ソロモン残存部隊、そのほとんどが撤退を完了。
ソロモン要塞は連邦軍によりコンペイトウに呼称変更。
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2007年10月21日

宇宙世紀年表〜オデッサ後からジャブロー攻略作戦まで〜

U.C.0079
.11
  ジオン公国軍潜水艦隊「レッドドルフィン隊」、アフリカへの公国軍部隊の脱出(「地中海脱出作戦」)に協力。
地球連邦軍「スエズ運河奪還作成」。
  .18   ジオン公国軍「マッド・アングラー隊」、WBらしき艦をベルファストにて発見。
  .19   ベルファスト近海に配備されていた公国軍第6潜水隊、WBを確認。
  .21   ジオン公国軍第26潜水隊が連邦ベルファスト基地を襲撃。深夜、WBは地球連邦軍本部ジャブローに向け出港。
  .22   ジオン公国軍マッド・アングラー隊、WBを追尾。
  .24   ジオン公国軍マッド・アングラー隊、連邦海軍の対潜攻撃部隊と交戦。ヒマラヤ型航空母艦撃沈。
  .27   ジオン公国軍マッド・アングラー隊、ジャブローの宇宙船用出入口特定。
  .28   ジオン公国軍キャリフォルニア・ベース、ジャブロー攻撃準備を進める。
  .30 .0320 ジオン公国軍マッド・アングラー隊よりMS1個小隊からなる先発隊、ジャブローの入り口探索のため発進。
    .0540 先発隊によりジャブロー入り口発見。ジャブロー側も先発隊を発見し、警戒警報発令される。
    .0630 キャリフォルニア・ベースよりガウ級攻撃空母の編隊がジャブローに向けて発進。
    .0700 マッド・アングラー隊より隠密行動部隊がジャブローに潜入。
    .0720 キャリフォルニア・ベースよりガウの編隊、ジャブロー上空に侵入。MS部隊降下開始。
    .0750 ジオン公国軍隠密部隊によるMS工廠破壊工作失敗。
    .0830 ジオン公国軍、撤退開始。
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2007年10月20日

宇宙世紀年表〜ガルマの死からオデッサ作戦まで〜

U.C.0079
.10 .04   北米シアトルで地球連邦軍「ホワイトベース隊」との戦闘により、地球方面軍司令官ガルマ・ザビ大佐戦死。
  .06   ジオン公国軍のズム・シティでガルマ・ザビ大佐の国葬が行われる。ギレン・ザビ総帥による演説が全地球圏へ放送される。
  .10   地球連邦軍第3軍がグレートブリテン島のサウスサンプトン基地を出発。
  .11   地球連邦軍第3軍ドーバー海峡横断。地球連邦軍部隊はほかに7方向からオデッサに向け進攻開始。
  .12   地球連邦軍、オスロ港からふたつの艦隊を南下させる。
  .15   「オデッサ作戦」開始予定日。しかし部隊展開の遅れで作戦は延期。
  .20   地球連邦軍各部隊、ワルシャワに集結。
  .25   地球連邦軍、攻撃地点を隠蔽するための陽動作戦開始。
.11 .07   地球連邦軍牽制のため、公国軍は2個潜水戦隊を北上させる。
    .0600 オデッサ作戦開始。
    .1345 地球連邦軍第3軍、公国軍第1防衛ライン突破。
  .09 .0335 地球連邦軍第4軍、最終防衛ラインを突破。0500時に突入開始。
    .1100 地球連邦軍第3軍、カルパチア山脈東のキシニョフに到達。
    .1700 公国軍のマ・クベ少佐、ザンジバル級機動巡洋艦で宇宙に脱出。
  .10   地球連邦軍、宇宙において観艦式を強行。
    .1400 オデッサ作戦参加の地球連邦軍、臨戦態勢を解き警戒態勢へ移行。
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2007年10月19日

宇宙世紀年表〜南極条約締結からジオン地球方面軍快進撃まで〜

U.C.0079
.01 .17   ジオン公国、全地球圏に対するプロパガンダ放送。捕虜としたレビル中将の映像を公開。
  .22 未明 地球連邦軍がレビル中将の奪回作戦を発動。
  .28   ジオン公国軍、サイド6を通じて休戦条約締結を打診。
  .31 .1315 南極条約締結交渉始まる。交渉の席上でレビル中将の生還が報じられる。レビル中将による演説が放送される。
南極条約が締結される。
.02     ジオン公国軍が統合整備計画を開始。
  .01   ジオン公国軍が地球方面軍編成を公表する。
  .07   ジオン公国軍の地球侵攻作戦開始。
 
  ジオン公国軍が月面に設置されたマス・ドライバーによって地上攻撃を開始。
.03 .01   ジオン公国軍の第一次地球降下作戦。
  .04   ジオン公国軍の資源採掘部隊降下。
  .11   ジオン公国軍の第二次降下作戦。
  .13   ジオン公国軍、キャリフォルニア・ベース制圧。
新造潜水艦VIII型の改修開始。
  .18   ジオン公国軍の第三次降下作戦。
.04     「黒い三連星」の教導機動大隊における特別講習。
  .01   地球連邦軍、「V作戦」および「ビンソン計画」を発動。
  .04   ジオン公国軍補充部隊が地球に降下。
.05     ジオン公国軍の宇宙要塞「ソロモン」完成。
.06     「ユーコン」級潜水艦竣工。ジオン公国軍は潜水艦隊を編成。
ジオン公国軍、宇宙要塞「ア・バオア・クー」、「ソロモン」、月のグラナダ基地を結ぶ本土防衛ラインを完成。
ジオン公国軍、サイド6にフラナガン機関を設立。
.07     ジオン公国軍潜水艦部隊が大西洋、インド洋、北極海にも配備される。
ジオン公国軍「ドロス」級大型輸送空母「ドロワ」進宙。
地球連邦軍、エネルギーCAP技術を完成。
地球連邦軍ペガサス級強襲揚陸艦「ホワイトベース」進宙。RX-78ガンダムがロールアウト。続いてジム、ボールの先行量産型生産開始。
.08     ジオン公国のコロニー「マハル」から住民疎開開始。
  .11

14
  地球連邦軍残存海上部隊がハワイ本島の奪還作成を実施。ミッドウェー海戦生起。公国軍は水陸両用MSを投入、地球連邦軍敗退。
.09     ジオン公国軍地球方面軍、大西洋で地球連邦軍海洋部隊の掃討作戦を行う。
  .15   地球連邦軍の「ホワイトベース」がジャブローを出発。
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